単刀直入に答えを言います!
それは、
『祭(獅子舞)に、当事者として参加する』
ことです。
以前、このブログでも記事にしましたが、

この記事と少し被る部分もあったり、
また、この記事の後日談とでもいいましょうか。
この記事を書こうと思ったきっかけ
実はこのような内容の記事はいつか書こうと思っていたのですが、
先日、移住希望の方とお話する機会があって、ここで述べる内容を再認識したので、
このタイミングで記事にすることにしました。
先日、すさみ町のワンストップパーソンから連絡があり、
「移住希望の方の案内があるので、時間があれば少しお話してもらえませんか」
との事。
(注:ワンストップパーソンとは、移住に力をいれている和歌山県が取り入れている制度で、各市町村に「ワンストップパーソン」を置き、この方が、移住希望者の案内をしてくれたり、いろいろとお世話をしてくれるのです。)
私の仕事の終わりの時間にあわせてもらい、お話をさせてもらうことになりました。
移住希望の方と、ワンストップパーソンの方、和歌山県のふるさと定住センターの移住相談員の方2名、それと私の5名で移住のことについていろいろとお話をしました。
(注:ふるさと定住センターについては、過去に記事を挙げていいるので、こちらもご覧ください)

移住希望の方は、おそらく同世代くらいの女性の方。移住後は、起業したいという希望があるらしく、
「 すさみで移住して起業した方の 話が聞きたい」ということで、私に白羽の矢が立ったようです。
こういった経緯があり、移住後の起業に関しての質問をいろいろ受けたり、仕事の話が中心で話題は進んでいったのですが、
仕事以外のこともいろいろお話しました。
移住するとこんなメリットがあるよとか、もちろん多少のデメリットがあるよなど。
いろんなお話をさせてもらいました。
そんな中で、盛り上がったのが今回の記事の題材であるこの話題。
ふるさと定住センターの移住相談員の方も実は2名とも元々は他県からの移住者さんで、
その方々と、移住についてのいろいろな話で盛り上がっている中で出てきた結論が、
「移住して地域の人々に受けいられる為には祭はマストですよね!」
ってこと。
私個人も以前からそう思っていたのですが、今回、話をしてみて、
他の移住者の方もそう感じているんだなと確信が持てました。
祭(獅子舞)に参加してえられる3つの事
では、なぜ、祭(獅子舞)に参加することが、移住の成功に繋がるのかということをご説明していきたいと思います。
高齢の方々に喜ばれる・感謝される
田舎の人は、祭好きの方が多いです。
特に、高齢の方々は、好きな方が多い印象です。
ところが、高齢の方は、体力的な問題などもあり、
自分が当事者として参加するのは難しかったりします。
祭の当日は、普段はあまり外で見かけないような高齢の方々も多く見かけます。
なので、祭に参加していると、そのような高齢の方々から、
「もう祭に参加してるんか?」とか
「あんたらみたいに他から移住してきた人が、こうやって祭に参加してくれるとうれしいよ~」 とか、
「もう完全に溶け込んでるな!」とか、
いろいろと声をかけてもらいます。
一度そのような印象をもってもらえると、
その後、ふと外で顔を見かけたりすると、
すごく気さくに話しかけてもらえるようになります。
地域にいる(数少ない)同世代の若者とつながりが持てる
現在、祭を中心となって運営しているのは、
数少ないながらも、自分たちと同じくらいの世代の若者達だったりします。
以前から、会ったら挨拶するくらいの交流はありましたが、
「ご近所さん」それ以上でもそれ以下でもない感じでした。
しかし、祭に参加するとなると、
特に祭の直前などは、ほぼ毎晩練習で顔を合わせたりする訳です。
必然的に距離は縮まり、付き合いが深くなります。
また、仕事で外に出ていて今は近所に住んでいないような若者も、
祭のこの時期だけは、地元に戻ってきて祭に参加するという若者もたくさんいます。
このような方々とは、おそらく、祭に参加しなかったら知り合いになれていなかったと思います。
せっかくの同世代なのに、お互いに仕事もあるし、
なにかきっかけがないとなかなか知り合うことって難しいですよね。
でも、祭はそのきっかけを作ってくれます!
特に、私の住む地区の祭を中心となって仕切っている若者兄弟とは仲良くさせてもらっていて、

この記事でアップした海釣りに連れて行ってくれたのもこの兄弟だし、
別ブログにアップした

この記事のバーベキューもこの兄弟達としました。
それ以外にも、たまにご飯を一緒に食べに行ったり、
カラオケに遊びに行ったり、
彼らは、漁師さんなので、ときどき、魚をもってきてくれたりと、
非常に良いお付き合いをさせてもらっています。
こんな付き合いが出来るようになったのも、祭に参加したおかげです!!
地域の子供達と触れ合える
田舎の子供は純粋で、道ですれ違ったりすると、ちゃんと挨拶をしてくれます。
けど、
「いまの子、どこのこ?」
みたいな状態なわけです。
祭には、地域の子供達も参加します。
これも、若者と一緒ですが、
祭に参加したなかったら交わることの無かったであろう子供達とつながりが出来ます。
祭に参加前と参加後では生活が激変
このように、子供、若者、そして高齢者と、全ての年代の方とつながりができます。
また、最初にも述べたように、すごく受け入れてもらえます。
私たちは、そもそも周りの方にだいぶ良くしていただいていて、
手前味噌ですが、移住者の中でも非常に受け入れていただいていた方だとは思っていましたが、
そんな私たちでさえ、参加前と参加後では移住生活が180°変わったと思えるほど、
周りからの受け入れてもらえている感が全然違います。
大袈裟かもしれませんが、祭に参加して初めて「地域に受け入れられた」と言っても過言ではないほどです。
これは、私も嫁さんも感じていましたが、
今回、ふるさと定住センターの移住相談員の方々も同じ事を感じている事を知り、
確信に変わったのです。
私たちは、当然、そのような事を考えて祭に参加させてもらったわけでは無く、
ただ単に面白そうだと思ったので参加させてもらっただけなのですが、
今となっては、祭に参加してホントに良かったと思っています。
今回、すさみの場合は祭(獅子舞)でしたが、
田舎の方々は、祭好きな方が多いので、
他の移住地でも、そのような祭がなにかしらあるのではないでしょうか?
もし、祭がなかったとしても、地域の方々が大切にしているイベント事が、
一つくらいはなにかしらあるでしょう。
そういったイベント事に当事者として参加することができれば、
あなたは、地域の方に受け入れてもらえる事間違い無しです!
もし、今後移住を考えている方や、
既に移住しているけど、なかなか地域に受け入れてもらえてないなぁと感じている方などは、
この事を心に留めて移住生活を送ってもらえればと思います。
この記事(このブログ)を呼んで移住・すさみに興味を持った方
私は、この記事の最初にも述べたように、
移住希望の方などに、(一応)先輩移住者としてお話をさせていただいたりと言った活動も行っています。
(ホント雑談するくらいの簡単なもので、活動というような大袈裟なものではありませんが)
もし、この記事やこのブログを読んで、
少しでも移住生活に、そしてすさみに、興味を持ってもらえた方がいらっしゃいましたら、
直接お話をさせてもらうことも出来ると思います。
この記事の最後に、私と直接コンタクトをとれる問い合わせフォームを設置しておきますので、
ぜひ、ご連絡いただければと思います。
また、どこの馬の骨かもわからない人と直接コンタクトとるのはちょっと・・・。
という方は、和歌山県は、このブログでも何度も述べていますが、
移住に関する様々な問い合わせ先があります。
そこで、今回の移住希望者さんのように、
「すさみに移住して起業した人の話を聞きたい」と希望を言えば、
私に繋がるかもしれませんし、それぞれの希望や条件にあった移住者さんを
紹介してもらえるはずです。
少しでも、興味を持たれた方は、一度コンタクトを取って話を聞いてみるだけでも、
今後の移住への考え方のプラスになると思います。
和歌山定住サポートセンター

〒640-8033
和歌山県和歌山市本町1-22
Wajima本町ビル1階
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水曜~月曜(火、祝日定休) 9:30~18:00
ふるさと定住センター
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和歌山県東牟婁郡古座川町直見212
0735-78-0005
すさみ町役場・地域未来課
〒649-2621
和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見4089
0739-55-4801
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