このブログでも話題にあげたことのある
『獅子舞』そして『餅まき』
すさみ(和歌山)では、何か行事ごとが行われると、
この2つは必ず行われます!
昨日(2019年3月31日)に、すさみ町見老津地区の消防団屯所兼避難所の竣工式があり、
そこで獅子舞をまわすということで、見老津地区獅子舞保存会の一員として、
参加させてもらうことになりました!
見老津地区の消防団の屯所は老朽化が進んでおり、
また、見老津地区生活改善センターという施設があり、
もし台風などの災害がきた時は、ここに避難することになるのですが、
近いうちに必ず起こると言われている『南海トラフ地震』で、
津波が起こると、この生活改善センターは津波の被害に巻き込まれてしまう場所にあります。
その為、今回は、旧見老津小学校の校庭に新しく消防団屯所兼避難所を建設することになりました。

どうですか?立派な建物でしょ?
建物の中の画像は無いんですが、中もとても良い感じ。
おそらく、避難してきた方が寝たりするだろうフロアは畳敷きになっているのですが、
クッション性のある畳(?)になってました。
おそらく、緊急時に雑魚寝しても体に負担の少ないようになっているのでしょう。
高齢者が多い地域でもあるので、もちろんバリアフリー構造。
そして、トイレのドアなんかも、引き戸タイプで、ある程度まで引くと勝手に閉まったり開いたりするようなドアになっていました。
使用する高齢者の方のことを良く考えている造りになっていると感じました。
竣工式式典の様子。
和歌山県の職員や、すさみ町の職員、また、避難所の施工に関わってくださった業者の方など、
たくさんの来賓の方がみえていました。
そして、消防団の団員の方、もちろん、見老津地区の住民の方もたくさんいらしていました。
(もしかしたら、式典の後に行われる、あの儀式(?)が目当てかも?笑)
式の最後には、避難所の完成を祝う、獅子舞の演舞です。
今回は、『丙の舞』『乱獅子』『剣の舞』という3つの舞を披露しました。
↑の動画は、『剣の舞』をやっている所ですね。
すさみの獅子舞は、動画を見てもらうと分かるように、
メインで舞う人以外に、後ろで幕を持つ『幕持ち』という役割があり、
正直、幕持ちに関しては、おおよその動きさえ頭にはいっていればできるので、
初めての方や、助っ人で来る方などはこの役割をすることになります。
私も、昨秋の祭の時は、この役割をさせてもらったのですが、
今回は、『乱獅子』で、獅子をおちょくる天狗の役があって、
そこを担当させてもらうことになりました。
これも、まあ、簡単っちゃあ簡単なんですが、
初めての役なので、少し緊張しました!
余談ですが、うちの嫁さんも、はっぴを着て張り切っていました!

そして、最後は、(おそらく、出席者以外の方々のメインの目的であろう)餅まき!!
やはり、和歌山の方々の餅まきに対する気持ちの入りようは本気(マジ)です!笑
『獅子舞』も『餅まき』も、私たち夫婦が和歌山(すさみ)に移住してきて、
もっとも移住してきた感を味わえる行事ですし、
『獅子舞』では、連帯感を、『餅まき』では祝い事感を味わえるのでとても楽しいです。
こういった行事に当事者として参加させてもらえるのは非常に良い経験となり、
今後の移住生活に活きてもきますので、これからもどんどん積極的に参加していきたいですね。


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