和歌山は餅まきの聖地?!和歌山の十日戎(とおかえびす)とは?

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新年一発目のブログアップです!
遅くなりましたが・・・

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します!

新年一発目のブログネタは、ずっとこれを書きたいと思っていたネタ。
私が、移住をしてきて一番衝撃を受けた和歌山の伝統のことについて書いてみたいと思います。

それは何かと申しますと・・・『餅まき』です。

餅まき

餅まき(もちまき)、または餅投げ(もちなげ)とは、上棟式などの神事に際して集まった人々へ餅をまく行事である。
由来は、上棟式(建前)などで災いを払うために行われた神事である散餅の儀(もしくは散餅銭の儀)が発展的に広まったものである。神社での祭事においても餅まきは行われるようになった。
上棟式に関係なく、神社や地域の祭り(ごく一部の大学祭でも見られる)などの際に、祝い事あるいはイベントの締めくくりとして餅まきを行う地域もあり、山口県[や和歌山県]などで見られる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/餅まき

そう。昔は、家を建てる際などに、餅まきをする風習がありましたよね。
最近ではあまりそのような伝統的な風習というのは見かけなくなりましたが・・・。
でも、上のウィキペディアからの引用にもあるように、
和歌山県では、上棟式などに関係なく行われるのです。
その中でも、一番有名(?)なのが、
1月10日の十日戎(とおかえびす)の時に行われる餅まきです。

十日戎とは、毎年正月 10日に行なわれる初えびすの行事(→戎講)。主として西日本で行なわれ,なかでも兵庫県西宮市の西宮神社の「十日えびす」,大阪府大阪市浪速区の今宮戎神社の「十日戎」,福岡県福岡市博多区の十日恵比須神社の「正月大祭」はよく知られている。

https://kotobank.jp/word/十日えびす-104505

「十日戎」。関東に暮らしている方にとっては、
あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、
関西に一度でも暮らした事のある方なら、
聞いたことのあるワードではないでしょうか?

西宮神社の十日戎

↑のウィキペディアからの引用にもあるように、
兵庫県の西宮神社の「十日えびす」はテレビなどでもやるので全国的にも有名ではないでしょうか?
そう。「開門神事福男選び」で知られているあれです。
開門神事福男選びとは、その年良いことが訪れる「福男」を決める行事。
太鼓の音を合図に通称「赤門」こと表大門が開かれ、
本殿までの約200mのコースを全力疾走!!
見事1着から3着までに入ることができれば、
その年の福男に認定されるというアレです。

今年の一番福に輝いたのは、広島県の22歳の消防士・山本優希さんでした。
さらに、二番福に選ばれたのは、西宮市出身でピン芸人の伊丹祐貴さんが選ばれました。
伊丹さんは、NSC33期生で、昨年末の「M-1グランプリ2018」で王者に輝いた、
霜降り明星の同期芸人だそうです。

大阪今宮戎神社の十日戎

大阪の今宮戎神社で行われる十日戎も有名です。
今宮戎神社の十日戎といえば「宝恵駕行列」が有名です。
宝恵駕行列といえば、芸人のケンドーコバヤシさんが、
すべらない話でした話が有名ですかね。

「宝恵駕(ほえかご)!宝恵駕!」と叫びながら
行列が進む祭りに参加したケンコバが、
前にいた黒人の英会話スクールの先生を見かけ、

「宝の恵まれる駕なんて字知ってるわけないじゃないですか、それやのに『宝恵駕!宝恵駕!』言うてるんですよ。嘘つけ思って(笑)いくら日本語できるから言うて宝恵駕は知らんやろう思ったんですけど」

「ほんまにもうノリノリで両手振り回して『宝恵駕!宝恵駕!』言うてるんですよ。で、最終的に今宮恵比寿というところに着いて、最後にはその神主さんに参加した皆が祈ってもらうっていうね、お払いみたいのしてもらうっつって。僕の横やったんですよ。当然僕の前におったから。その黒人の先生が、『イヤホント、イイ体験デキマシタ。』って僕に言うてくるんですよ。『トテモ素晴ラシイ言葉デス。イツマデモ進ミツヅケロ・・・』」

「それ“Forever Go”や言うてね!『Forever Go!Forever Go!』て叫んでたんですよ。どおりでおっきい声で叫んでると思ったらぁ」w

という話。文字に起こすとあんまり面白さが伝わらないですが・・・。

なんか、話が逸れてきてしまったので、元に戻しましょう。

えべっさん

十日戎の「戎」ですが、これは七福神のひとつである「えびす様」のことです。
えびす様は、一般的には「恵比寿」という漢字を当てて書かれる場合が多いのですが、
「戎」や「恵比寿」のほか、夷、胡、蛭子、蝦夷、恵比須、恵美須
といった漢字で表記される場合もあります。
関西では、「えべっさん」と呼ばれ親しまれているのです。

恵比寿様というと、右手に釣り竿を、左手に鯛を抱えた姿が有名です。
外見から想像できる通り、元々は「漁業の神様」として知られており、
大漁をもたらしてくれる偉大な存在として漁師の人々から信仰を集めていました。

私が移住してきたすさみ、見老津という地域は、漁業が盛んな地域ですから。
「えべっさん」は大事な神様なのです。
また、えべっさんは商売繁盛の神様でもあるので、漁業関係者だけでなく、
商売をしている人にも親しまれていますし、
家内安全や無病息災などを祈願し、
その年に還暦を迎える方や、年男年女の方などが、餅まきをします。
1月10日だけでなく、1月中はすさみ町のいろいろなところで餅まきが行われます。

それほど、和歌山は様々なところで餅まきが行われます。

「和歌山 餅まき」とネットで検索してみてください。
なんと、餅まきカレンダーなるものが出てきたり、
和歌山の餅まきに関する記事がわんさかでてきます!

餅まき用前掛け

和歌山ではそれほど一般的な餅まき。なんと、餅まき用の前掛けなるものが存在します。

餅まき用前掛け(エプロン)
拾った餅がたくさん入ります

この前掛けを腰に巻き、みんな必死になって餅を拾います!

この日、餅まきに参加してGETした餅がこちら!!

餅まきの戦利品

こんなに大量の餅をGETできます!

だから、この辺の人達は、餅を買うことがないみたいですよ。
だって、こんなにたくさんの餅を無料でGETできるんですもんね。
しばらくは、焼いたり煮たりして餅を楽しんで、
飽きてきたら冷凍して保存しておけば長い間保存しておけますし!

ちなみに、我が家は、昨年GETした餅もまだ残ってますが、
今年もこんなにGETしちゃいました!!

すさみ(見老津)の十日戎の一日の流れ

まずは、地元の金比羅さんに行ってご祈祷をします。

ご祈祷が終わったら、さっそく一回目の餅まき!!

ご覧いただく動画は餅まきの最後にマイ餅(であってるのかな?)というのをまくところです。
餅まきの最後には、必ず、大きな餅をまきます。
これをマイ餅(本当にこれであっているのか?)といいます。
なんで、そういうのかはよく分からないのですが・・・。
とにかく、そのマイ餅をまいているところの動画です!

金比羅さん餅まき
マイ餅をまくところ

こんな感じで、大きな餅をまくのです!

これが終わると、今度は、漁協にて餅まきをするのですが、
その前に、えべっさんが奉られている神社にご祈祷をしにいきます!
えべっさんが奉られているのは少し離れた小島ですので、ボートに乗って行きます!

小島の中腹に鳥居が見えます!

あそこにご祈祷をしに行きます!

えべっさんへボートで渡る
ボートに乗って
えべっさんへボートで渡るその2
えべっさんにご祈祷に

ボートに乗るのは楽しい!!

ご祈祷が終わったら、漁協に戻ってきて、餅まきをします!

漁協の餅まき
漁協でのもちまき

こんな感じで一日に2度も餅まきが行われます!!

この日の餅まきはお餅ばかりでしたが、
他の餅まきの時は、お餅だけでなく、
お菓子やパン、カップラーメンなど様々なものがまかれるお餅まきもあります!
なので、みんな(特に女性の方は)必死になって拾いますよ!!
普段は外ではあまり見かけないようなご高齢の方とかも
めちゃくちゃ機敏に動いてたりして、感心します!

和歌山の他の地域では・・・

そんな、和歌山県民にとっての一大イベントと言える餅まきは、
年間を通していろんなところで行われています。

和歌山市の水門吹上神社で江戸時代から続く伝統行事「牛の舌餅投げ」では、
なんと畳1畳分もの大きさの餅を投げたり、
紀三井寺で毎年春に行われる「初午福つき大投餅(だいとうもち)」では、
大小約5千個の餅を投げ、直径1メートルもある特大餅が円盤のように宙を舞うそうです。
タチウオの漁獲量日本一を誇る有田市の辰ケ浜周辺では、
餅まきでタイを投げる風習があったりと、
和歌山は、まさに餅まき(餅投げ)の聖地となっております!

このように、和歌山では、
新年を祝うこの時期や、十日戎以外でも、
何かのイベントがあると餅まきを行われることが多いです。

和歌山に訪れ、何かのイベントを見たり、参加される機会があれば、
ぜひ、この餅まきも体験してみると面白いですよ!

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